堺市にずっと住んでますが何かきっかけがなければ別に堺市の博物館に行こうって思わないんですけど、最近観光に目覚めたので行ってきました。
ここにあるのは知ってたんですけどたぶん入ったことは今までなかったと思います。わが町堺の歴史を勉強しましょう。
堺市博物館ってどんな場所?
昭和55年開館で百舌鳥古墳群のほぼ真ん中に位置する大仙公園の敷地内にあります。他にもこの公園内に茶室、日本庭園、自転車博物館などがあります。
堺市の歴史や古墳から出土した埴輪などが展示されています。公園の散歩ついでに立ち寄るのも良い場所です。
仁徳天皇陵の石棺模型がある
博物館に入ると受付のところには堺市博物館マスコットのサカイタケルのパネルがあります。なんかどっかで見たことあるような顔をしてますがそこには触れないようにしておきましょう(笑)
日本人ならほとんどの人が知ってる古墳の仁徳天皇陵から発見された石棺のレプリカを見ることが出来ます。なんとなく高さは大きいけど縦幅は割と小さいんだなって印象を受けます。やっぱり昔の人は身長が小さかったんでしょうね。
このエリアには他に土器のレプリカの様な物と古墳を作っている時の想像っぽい絵があります。
他にも芸人にこんな顔の人いるよねって感じのなんとも言えない表情の埴輪。
重さ100キロ以上の火縄銃がある
次は火縄銃の展示を見ました。このぐらいの普通サイズの火縄銃は鉄砲館なんかでも見ることが出来ますね。
でも驚いたのがこの特大火縄銃です。長さが3メートルもあります。
しかも重さなんて130キロ以上です。こんなの運ぶだけでもかなりの重労働です。これが何に使われたかというと、大阪夏の陣の時に城攻めをしようとした際に作った試作品ということです。
なんと今の大和川は人工の物だった
大和川といえば今は東西に伸びる一級河川ですが昔は南北に走る川だったみたいです。それを1704年の宝永元年に今の東西方向へ付け替えられたそうです。
まさかあの川が人工で作り変えられたなんて想像もしてませんでした。昔の人ってすごいですね。
堺の祭りといえばふとん太鼓
他にはこの行基像とか。行基の像って割りといろんな場所にありますけどいつも見るたびにちょっと怖いよなって感じるのは私だけでしょうかね。あと確かこの横に別の像があったんですけどそれはなぜか撮影禁止になっていました。他のは全部撮影出来たのになんでそれだけ無理だったんでしょうか、何かいわくつきですかね。
最後が燈台のランプです。変わった形をしてて思った以上に小さかったです。
普段調べようとも思わないことに気づける
ずっと堺市民の私ですが特別歴史マニアってわけでもないのであまり詳しい歴史などは知りませんでしたが、それでも十分に楽しめる情報が満載です。
特に大和川が元々の状態から今の状態に作り変えられた物だってのはかなりの衝撃を受けました。あれほどの川を作ってしまおうって発想がすごい大胆ですよね。
他にもあまり見慣れないような埴輪があったり、堺区辺りの昔の地図があって今の堺市とは随分広さが違うんだなと思ったり勉強になることもいっぱいありましたよ。
私としてはよその地域の人よりもぜひ堺市民に来てもらいたいと思います。